ぽかくまノート📚「応用栄養学4/26」

 

たんぱく質・脂質
◆18―29歳女性
たんぱく質=4kcal/日
50×4=200kcal
たんぱく質のエネルギー比率
身体活動レベル2の場合
200/1650×100=12.1%

たんぱく質が多すぎると腎臓に負担がかかる
→よって、摂取量を20%以内に(成人や高齢者の場合)
・フレイル・サルコペニアの発症予防:1.0g/kg/日(65歳以上)

◆重症化予防
フレイル、慢性腎臓病における値の設定はない
◇慢性腎臓病(CKD)chronic kidney disease
心血管疾患の発症リスクが上がる(どの原因であっても)

ステージG1〜G3aを対象
G1〜G2 :過剰摂取を避ける
G3a :0.8~1.0g/kg標準体重/日
*GFR=推参糸球体濾過値
個々の病態に合わせる
GFR>90→正常
G2:GFR 60〜80
どんどん低下→悪化
尿中アルブミン量が上昇→腎機能低下
たんぱく質はほとんど濾過される
クレアチニンを補正に利用することで、随時尿でアルブミンの量を求める
アルブミン量/クレアチニン
推参GFR→性別、年齢、クレアチニン量から求める
*糖尿病性腎症とは全く異なる分類

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BMIの中央値である22を利用
(身長)2 ×22=体重
*高齢者の場合は一律に記すことはできない
なぜ:低栄養、フレイル、サルコペニアなども考慮したければならないため
腎臓機能の低下と筋力や低栄養の影響とどちらが強いのか比較する必要がある
*小児の場合はたんぱく質制限はしない
→成長に対するたんぱく質の必要性の方が高いと考える
*糖尿病性腎症
腎症1-2期→20%エネルギー以下
G3から0.8~1.0g/kg標準体重/日

◆不可欠(必須)アミノ酸の推定平均必要量
たんぱく質だけではなく必須アミノ酸も考慮しなければならない
アミノ酸
◇食品のたんぱく質アミノ酸スコア
化学的に分析された食品中のアミノ酸組成を用いて計算されている

人が摂取する場合、たんぱく質の消化吸収率やアミノ酸の有効性
についても考慮する必要がある


『脂質』
栄養学的に重要な脂質
脂肪酸 必須脂肪酸
中性脂肪 エネルギーとして蓄積
リン脂質 細胞膜の構成成分
ステロール類 ステロイドホルモンの構成成分

消化吸収

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中鎖脂肪酸→水溶性→門脈で吸収

キロミクロン:一番トリアシルグリセロールの割合が高い
VLDL
LDL :密度が低い
HDL :密度が高い

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脂肪酸とその構造
飽和脂肪酸
・一価不飽和脂肪酸 トランス型脂肪酸
不飽和脂肪酸 n-6系脂肪酸. シス型脂肪酸
n-3系脂肪酸 α-リノレン酸
EPA,DHA


トランス脂肪酸は産業の発達により多く作られた脂肪酸
WHOは とサンス脂肪酸の摂取量を反すう動物由来のものと工業由来のものを合わせてそうエネルギー摂取量の1%未満とする目標量を設定。
飽和脂肪酸
・体内合成可能
・高LDLコレステロール血症の主なリスク要因
心筋梗塞をはじめとする循環疾患のリスク要因
*3歳以上から、目標量が設定されている
*妊婦、授乳婦は非妊娠時とおなじ

〈成人の場合〉
・総コレステロール濃度と正相関
・LDLコレステロール濃度と正相関
→炭素数によって異なる(炭素数が18のものに対しては負の相関が働く)
飽和脂肪酸を多価不飽和脂肪酸に置き換えた場合
冠動脈疾患および心筋梗塞の発症率の優位な減少
多価不飽和脂肪酸は負の相関