ぽかくまノート📚「応用栄養学5/24」
〈成人〉出納試験から算出
推定平均必要量:4.5mg/kg体重 /日*参照体重kg
〈小児〉
アメリカの出納試験から算出
推定平均必要量:5mg/kg体重/日*参照体重
〈妊婦〉
470mg/kg除脂肪体重*7.5kg÷0.4÷280日=31.5mg/日→30mg/日
〈授乳婦〉
非授乳期と尿中マグネシウム濃度が同じであることから付加量なし
〈乳児〉
0~5ヶ月:21.1mg/日
6~11ヶ月:60mg/日
「耐容上限量」
サプリメントからの摂取による下痢の報告
〈成人〉
最低健康障害発現量:360mg/日、不確実性因子:1
耐容上限量=360mg/日÷1=360mg/日→350mg/日
〈小児〉
耐容上限量:5mg/kg体重/日
◆リン
「目安量」
1〜17歳:H28年国民健康・栄養調査の結果の中央値
18歳〜:性・年齢階級別摂取量の中央値のうち最も少ないもの
〈乳児〉
0〜5ヶ月:120mg
6〜11ヶ月:260mg
〈妊婦〉
非妊娠時と同じ摂取量、付加量0
〈授乳婦〉
血清リン濃度が上昇、リンの骨吸収量増加、再吸収促進、尿中排泄量の減少
→付加量0、非妊娠時と同じ
「耐容上限量」
副甲状腺ホルモン→カルシウムの再吸収促進、骨吸収を促進、リンの再吸収は抑制
カルシトニン→骨形成を促進
〈成人〉
リン摂取量と血清リン濃度の上昇の関係に基づき設定
健康障害非発現量:血清無機リンが正常上限となる摂取量→3000mg/日
『微量ミネラル』
◆鉄
要員加算法で算出
「推定平均必要量」
月経がない人:基本的鉄損失量÷吸収率0.15
月経がある人:[基本的鉄損失+月経血による鉄損失(0.55mg/日)]÷吸収率(0.55)
ヘモグロビンに含まれている鉄が一番多い
〈小児〉
月経のない人:[基本的鉄損失+ヘモグロビン中の鉄蓄積量+非貯蔵性組織鉄の増加量+貯蔵鉄の増加量]÷吸収率
月経のある人:
[基本的鉄損失+ヘモグロビン中の鉄蓄積量+非貯蔵性組織鉄の増加量+貯蔵鉄の増加量+げっけいによる鉄損失/日]÷吸収率
6〜11ヶ月児も小児の推定平均必要量と同じ
〈妊婦〉
胎児、胎盤中への鉄蓄積量+循環血液量の増加
吸収率は中期・後期:40%
推定平均必要量:付加量
初期:2.0mg
中期:8.0
後期:8.0
*少し減った
〈授乳婦〉
付加量=2.0mg
「耐容上限量」