ぽかくまノート📚「疾病論5/24」

◆貧血

◁ヘモグロビン

脾臓代謝される

2価の鉄イオンが結合

3価の時は酸素が結合できない

ビタミンCと一緒に取ると鉄の吸収が良くなる

フェリチン:3価の鉄

2価の鉄があると過酸化水素ができるため、3価にしてトランスフェリンに保存

アルブミン:栄養状態を見る。栄養が下がってくるとアルブミン濃度が下がってくる。半減期2〜3週間

アルブミン半減期1週間。短期の栄養管理に有用。

 

貧血とは

血中のヘモグロビン濃度が低下。ヘモグロビンは赤血球に含まれている。

赤血球数減少または、赤血球1つあたりに含まれるヘモグロビン量減少。

赤色平滑舌:鉄欠乏性貧血、シェーグレン症候群、VB2、VB6、VB12、葉酸不足

プランマー・ヴィンソン症候群:舌炎、口角炎、嚥下症候群

 

鉄欠乏性貧血:出血、鉄の摂取不足、妊婦さん、スポーツ選手

→ヘモグロビン量の少ない小型の赤血球

 

2次性貧血:鉄があるのに使えない

鉄芽球性貧血:鉄を赤血球でヘモグロビンとして使えない。赤芽球の時に核の周りに鉄がたまってしまう。ヘムを合成できないために起こる。

 

『巨赤芽球性貧血』:VB12や葉酸不足、核が成熟せず分化できない

B12と内因子が回腸遠位部で吸収される・

慢性萎縮性胃炎

悪性貧血:内因子産生不足によりB12の吸収できなくなる

妊婦の場合:巨赤芽球性貧血になると二分脊椎症や無脳症の子が生まれる確率が高まる。

 

溶血性貧血:血管の中で溶血、ハクトグロビンとヘモグロビンが結合→血中ハクトグロビン濃度低下

自己免疫性溶血性貧血:2型アレルギー

赤血球は主に脾臓で壊される

 

鎌状赤血球症:マラリアに感染しにくい、感染しても増えにくい(熱帯の地域に多い)βグロビン遺伝子の変異型

サラセミア:遺伝子異常のために、グロビンの合成量が少ない

 

赤血球が分化するには腎臓から主に産生される、エリスロポエチンが必要

赤血球の寿命は120日

 

白血病

シンパ性白血病、それ以外の骨髄性白血病

急性白血病:未分化

白血病細胞は骨髄で主に増殖→正常造血細胞の増殖を抑制

倦怠感、発熱、臓器浸潤、出血傾向、貧血

慢性白血病:分化している、見かけ上白血球数上昇

寛解抗がん剤などの使用により、白血病細胞が顕微鏡などで見れなくなること

白血病細胞の中にアウウェル小体があれば骨髄性白血病

白血病裂孔:中間段階に分化した細胞は見られない

 

前骨髄球性白血球:DICになりやすい。オールトランスレチノイン酸で分化誘導されるものが多い。

 

慢性骨髄性白血病:染色体の22番と9番が入れ替わって、フィラデルフィア染色体ができる。チロシンキナーゼが活性化される

急性骨髄性白血病に変わることが多かった→急性転化

 

急性リンパ性白血病:小児に多い、予後が良い

慢性リンパ性白血病:老人に多い

成人T細胞白血病:感染。HTLVー1ウィルス。九州に多い。母乳中や性交渉から感染。20-40人に1人。

時間が経ってから発症。高齢で発症。